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『君たちはどう生きるか』吉野源三郎 読みました。
2017年頃に流行した本です。吉野源三郎作の小説「君たちはどう生きるか」が原作の漫画です。
81年前に書かれた物語のようです。
読んでみると、物語の舞台は昭和初期です。
甥っ子のコペル君に、叔父さんが「立派な人間になれるように」と過去の偉人の話や、
物事の考え方について教えてくれる、気づかせようとしてくれるお話です。
漫画の間に小説が入って、読みやすい構成になっています。
貧乏な浦川君の話から「人間であるからには」では、
人としての価値についてや、当たり前のような毎日さえありがたいと言うことが書かれていて
心に残りました。
また、ナポレオンのこともこの本を読んで、ちょっと改めて調べなおしてみたりしました。
最後にコペルくんが、誤った行動をしてしまったときの、諭し方もよかったです。
失敗してしまったときに、過去はもう変えられないので、後悔ばかりしていないで
いま自分がしなければならないことに注力する。
そして同じ間違いを2度繰り返さないようにする。
人は失敗したときに、人間性が問われるのかなとも思うので、この本のように行動したいものです。
まだ娘には早いですが、こどもにも勧めたいと思った本です。
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