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芸能人の女性「沙良」が女優として殻を破るまでの話なのですが
その間に、ある男性と関係を持ったり
こういう子役の親にはありがちなのか?毒親との関係性だったり、
ある男性との関係性で変わっていく過程が描かれている本でした。
島本理生さんがなんでこのテーマ、芸能界という舞台なのかな?と
思いながら読んでいました。
また、子どもが働いたお金を使う親という
自分の感覚ではありえないけれども
いるんだろうなと思いながら読みました。
子どもにとっての、一番の心のよりどころの親が
そんな行為をするのは、子どもにとっては大変だろうなと思います。
この主人公沙良も親との関係性をきっかけに、摂食障害に陥ったりしています。
最後のほうで、殻を破って芸能界でも成功していきます。
ネタバレになりますが、沙良は不倫と認識していなかったけれども
ある人との出会いで変わっていきました。
最終的に関係性が終わったあと
沙良がどんどん前に進んでいくところが、女性の強いところかなと思いました。
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