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『ハジケテマザレ』金原 ひとみ 読みました。
本の帯にもあるとおり、
普通の女の子「真野」ちゃんが主人公です。
飲食店に集う変わった人々と
普通の人々
そして、コロナ過での日々が「真野」ちゃんの目線からつづられています。
金原 ひとみさんの本といえば、
個性の強いとがった印象の女の子が主人公のイメージが多いですが
今回はそういった人々は周りにいて、
主人公は普通の女の子です。
金原ひとみさんが音楽が好きだったり
流行など今の時代に対しての感度が高そうなので、ヴィーガンになった女の子や
可愛すぎる女の子なども周囲にいて
その子のエピソードはらしいなと思って読んでいました。
金原ひとみさんの世界観らしい人々が周囲に出てきて
面白いといえば面白いのですが
やはりいつもよりなかなかページをめくる手が進まなかったです。。
普通すぎる主人公が普通すぎて。。。
読んでいて、普通をおもしろく書くって難しいんだなあと思いました。
そして、普通の人を書いておもしろい作家さんもいる一方
そういう人はきっと金原ひとみさんがいつも書くようなキャラは難しいのかもしれないし
こういった作品について金原さんが、普通の人の主人公を意識していると
インタビューで話していたのを読んだので納得です。
好きな作家さんなので、またいつもの作風も読みたいし、
また新刊も読みたいと思いました。
この本とは関係ないけど金原さんの話
気になっているもの、購入して気に入ってるものや愛用品など載せてます
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