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『しろがねの葉』千早 茜 読みました。
石見銀山の話です。
銀を掘る坑道跡を間歩というのも知らなかったし
知らない用語が多く新しい世界を知る本でした。
そのため、最初はとっつきづらく読みにくかったですが
物語の世界に入ると、家族の話、仕事に対する誇りの話で
かつて日本で銀を掘るという仕事をしていた人がいて
その家族の思いも知りました。
山師、間歩である誇り
そして、昔は明確にあった男女の役割の差。
ウメの喜兵衛に対するずっとある思い
隼人との生活
そして最後に龍との生活
銀掘の人たちの暮らしや命を落とす危険がありながらも
続ける仕事へ対する思い。
こんな時代から、日本の暮らしがあって今があるんだなと思いました。
石見銀山は世界遺産。
この本を読んで、遠いけれども島根県に行ってみたくなりました。
何で手に取ったのかなと思いましたが
直木賞受賞作だったようです。
いつも、読みたい本リストをメモしていて
読後に知ると、そうだったのかと思います!
そして、面白かったなと思って本を閉じた後に
賞をとった作品だと知ると、やはりそうだったのかと思います。
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