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『Red』 島本理生を読みました。
読み始めたらとまらなくなって一気読みしました。
塔子が以前の不倫相手鞍田と出会うところから話がスタートします。
以前は鞍田に妻がいたけれども、今は塔子がだんなも子供もいる身です。
鞍田との不倫の最中に小鷹さんとの場面も描かれていて
そのときの塔子が痛々しくて読んでいて痛いけれども上手く書かれているなあと思っていました。
だんなの無自覚で無神経なところもありそうでした。
最後にだんなの告白からラストにつながっていって
塔子の決断の決め手としていい手紙でした。
島本さんがプライベートで30代になり、子供も産んだなかで書いた作品のようです。
ラストも3パターン用意していた中で今の自分が選ぶラストを描いたようです。
ラストは、鞍田さんとの仲が終わってしまうのが少しかわいそうで残念な気もしましたが
同じ子を持つ母親として納得のラストでした。
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