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『腹を空かせた勇者ども』金原 ひとみ 読みました。
金原ひとみさんの本では、女子中学生が主人公で
新しい本でした。
玲奈と母親のユリそして、夫の奏斗を軸に
玲奈の中学生の日常
母親ユリの考え方
夫のスタンスが描かれています。
ユリは家族公認不倫。
夫とユリはそれで散々けんかをして今はその状態を受け入れて暮らしている。
玲奈はその間隔を最初は受け入れられないけれども
徐々に時と共に受け入れ始めたりと玲奈自身も
物語の中でいろんな考えを経て成長していきます。
中学生から高校生になる時期を描いている内容で
一番多感な時期というのでしょうか。
子供と大人の中間地点で
友達に彼氏ができて友人関係に悩んだり
若いころの悩みのいろいろが描かれていてキラキラしていました。
そして、母親のユリが玲奈にたまに諭す言葉が鋭いです。
著者の実生活の少しは入っているようですが、
完全ではないようです。(当たり前ですが)
金原ひとみさんの本は本当に面白い。
新刊が出たら読みたい作家さんです。
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