『我らがパラダイス』 林真理子 読みました。
この本はかなり衝撃的な話でした。
親が比較的高齢で介護が近づいてきたなあと思う人には
かなり心に響く本です。
この本を読んで思ったことは
やはりこういってしまうと元もこも無いけれども
介護に関しては、先立つものはお金だなということと
身体が悪くなっていき、寝たきりになっても意識がしっかりしているのと
認知症になってしまうのは、サポートする側に大きな差があるなということでした。
小説を読んでいて、認知症の家族を家族で介護しようとすると
介護する側の生活が破綻するなと読んでいて思いました。
また、そこで手厚くサポートを受けようとすると
お金が必要だなと思うのも現実でした。
物語は、下のお世話など結構深刻に読んでいてきついところもありましたが
最後は、なんだか昔の「僕らの七日間戦争」みたいな(笑)年代がばれますね。
シーンとなって、ちょっと深刻にならずに終わります。
かなり、そのシーンは現実味に欠けますが。
以前も親の介護の、記事を読んだことがあり
そういう時はまず、プロに相談しようと思っていますが
介護の問題って、まだ考えてないけれども、
現実がきてから用意するのではなく、
近い将来情報だけでも集めていかないといけないなと思いました。
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