俳優の松尾スズキさんが雑誌『GINZA』で連載していた内容がまとまった本です。
松尾スズキさんが、再婚した奥さんとの日常の思ったことなどの話がメインなのですが、
再婚する前の前の奥さんの話をしないと、自分ではないということで
前の結婚や、かつて付き合っていた女性とのエピソードもちらほらでてきたりとしていました。
松尾さんは、子供は持たないという主義のようで
それを認めてくれたから今の奥さんと結婚した。
また、自分の親の介護をやることにより
自分たちの老後のことも思ったり
今の内容の本だなと思いました。
「作ってみれば変わるものですよ」という言葉の無責任さを
容認できないと言っていて、既に子供のいる身からしてみると
自分の子供ってものすごくかわいいので
つい子供をつくるチャンスがあるなら
そういいたくなるのですが、世の中にはいろんな人や考え方の人がいるよな
と改めて思うところもありました。
また、俳優でもあり、大人計画という劇団の主宰者の
松尾スズキさんの言葉や、内容がおもしろくて
あっという間に読んでしまいました。
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