
『三千円の使いかた』 原田 ひ香さん読みました。
最近、雑誌などでも見ることがあるので話題の本、著者かなと思います。
話は、孫、母親、祖母、の三世代の女性がお金について
考える本でした。
ただ、タイトル通りに三千円の使い方だけが描かれているわけではなく
お金について考えることで、自分がこれからどう暮らして生きたいか
また、改めて各年代ごとにある悩みについて
その年代の主人公が悩むところがリアルに書いてありました。
孫は、若い結婚前のシングルの女性、
結婚して小さい子供のいる専業主婦となった女性
母親世代は、五十代の夫がそろそろ定年になったら熟年離婚?なんていう人もいる世代の女性
そして、おばあちゃんは夫に先立たれて年金暮らし。
ちょうど、自分の今の世代とマッチしている女性はいなかったですが
お金のことを考えて投資したり、積立投資信託、イデコやNISAを考えたり
実際行っているので読んでいてお金のことを考える小説ってあるようでなかったので楽しかったです。
最近、インフレによる物価高、光熱費のアップ、そして将来のためにお金のことを
ちょうど年明けから考えることが多かったので
小説ではありますが、お金のことを改めて考えることもできよかったです。
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