以前読んだ「ハピネス」の続きでした。
『ハピネス』 桐野夏生
『ハピネス』 桐野夏生を読みました。タワーマンションでのママ友達付き合いがメインのお話で桐野夏生さんの扱うテーマにしては、よくある設定だな~なんて思って読んだら雑誌『Very』で連載していた小説でした。なるほどですね~。...
タワーマンションに暮らす、有紗と美雨ママの話です。
そして、マウンティングされたりしたりの話です。
読んでいるとこんな世界で生きるのは辛いなあと思います。
どこにいっても、多かれ少なかれ、マウンティングされたりはあると思いますが
露骨な感じの話です(笑)
このタワーマンションの舞台はおそらく豊洲なのでしょうか。
近くに、月島などもでてくるのでそんな感じです。
いつもの桐野夏生さんの本の雰囲気ではないのですが
雑誌「very」で連載されていた小説なので納得です。
この本を読んでいるときに、ちょうどキッザニアに出かけていて
まさにこの本に出てくるような舞台、ララポートにいる主婦の方を見て
すごくリアルだなあと思いながら読んでいました。
読み心地はいいものではないですが、おもしろかったです。
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