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『デンジャラス』桐野夏生 読みました。
谷崎潤一郎の生活を妻の妹の立場から
見た生活という一風変わったお話で、
そもそも谷崎潤一郎の著作をほぼ読んだことのない自分にとっては
文中出てくる「細雪」にしても他の作品にしても
思い当たりも、思い入れも無く微妙と思いながら読んでいました。
最後まで、谷崎潤一郎という小説家と暮らす家族のあり方、
小説家と暮らすということはこういうことであるという変わった生活が描かれていた話で、
小説を読んでいる感じも無く
他の桐野作品の面白さはありませんでした。
ただ、こういう本も書くんだなあと思いましたが。
また、違う作品を読んでみたいです。
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