『きみはだれかのどうでもいい人』伊藤朱里 読みました。

『きみはだれかのどうでもいい人』伊藤朱里 読みました。

ダヴィンチのおすすめ本でした。

県税事務所で働く人の今と以前の話と
働きながら感じていることなどが
登場人物、女性4名の視点で綴られています。

最初の登場人物は中沢さん
一般的に優秀な人というカテゴリーに属するけれども、
親としっくりいっていなかったり
挫折する経験が必要と親にも上司にも思われている人物。
人は挫折の経験が本当に必要なのかと思いますが
軽いものなら、やはりあったほうがいいのかなと思ったり
考えさせられました。

唯一の母親「田邊」さん
少しネタバレですが、
人のことはすぐ気がつくと自認しているのに、
娘からの話をちゃんと受け止めず
最後に娘から突き放されるところが
自業自得とはいえちょっと…と思いました。
人って、自分がされた態度は良く覚えていて
自分がしたほうは忘れがちなので気をつけないとと思いました。

また、総務の堀さんのエピソードもよかったです。
会社では、鉄の仮面的な存在ですが
そんな人にも「英会話教室」で新たな世界があったり
勝手に家族に勘違いされていたり
散々だなと思いましたが、会社とは違う世界の掘さんが
よかったです。

人には、いくつかの顔があり、
場所によってはそれも自分なので
そういう場があるエピソードがいいなと思いました。

この本は、なんだか上手くいってない人たちが出てくるので
明るい話ではないのですが、
この本の登場人物が自分の周りにいなくても、
読書によって、こんな人もいるかもと思うことのできる本です。

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