『普通の人が老後まで安心して暮らすためのお金の話』 佐藤治彦 読みました。

『普通の人が老後まで安心して暮らすためのお金の話』 佐藤治彦 読みました。

洋服ならバーゲンなどであまり気に入っていない服を買い少ししか着ないより、
本当に欲しいものを定価で買い、着倒す。
本が発行されたのは2015年ですが、
最近のミニマリスト的考えというか、
良いと思うものにはお金をかけていくということなども書かれていました。

また、公的年金は今後どうなるか分からないけれどもやはり
死ぬまで出るお金で様々な面(死んだときも家族に出る)で
ちゃんと払っていくのがいいということ。
また、自分がいくらくらい出るのかを想定、または調べて
足りない分を民間の保険で補えばよい。闇雲に民間の保険に払いすぎないということが
書かれていました。

今までも、なんとなく試算はしていましたが
ここら辺でちゃんといくらくらいもらえそうか
(まだ現役社会人生活は大分続きますが)本を読み知ろうと思い
ねんきんネットにアクセスしました。ねんきんネットでは、将来もらえる予定の年金額がわかります。

しかし、大分以前のお知らせの手紙だったためログインできず
今アカウント作成中です。
でも、これで大まかな年金額、夫婦の額が分かれば必要以上に
今の生活を老後のことばかり考えて節約や、我慢することも無いと思うので
ちゃんと調べることにしました。
こういっためんどくさいことをやろうと思わせてくれただけで
この本を読んだ甲斐がありました。

その他にも、家のことや、医療保険のことも記載がありました。
家については「買いたければ買えばいいじゃないでしょうか」と、
極論を言えば「新しいマクドナルドのメニューは食べたほうが良いですか?止めておいたほうがいいですか?」という位ナンセンスな質問だという例えが笑ってしまいました。

ただ、よく考えると、どちらかというと賃貸のほうがいいのではないかという感じのことが
書いてありました。いろんな理由も記載があります。
またどうせ家を買うなら築浅の中古マンションがいいのではないかとありました。

家は最近家を買い換えたばかりですので、参考程度の意見として読みました。

全体的にいろんなことが上手くまとまっている本でした。
こういった本を読むと、片付け系の本と同じで
めんどくさいと思っていたり、あとでやろうと思っていることの背中を押してもらえるので
いいですね。面倒だなあはある意味「思考停止」と分かっているのですが
なかなか日々の生活が回っているとつい後回しにしてしまうので
考えることができてよかったです。

家計を考える方にはお勧めの本です。

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