『女の子の算数力の伸ばし方』高濱正伸 読みました。
よく読ませていただいているブログの方の記事で興味を持ち
読んでみました。
やはり、数学的な才能というのは大きく見ると
やはり男性のほうが有利に働くフィールドという事実が書かれていました。
ただ、しかしそういう事実がある上で
それならば女の子としての数学の伸ばし方、
親としてやってはいけない言葉かけなどが書いてあり参考になりました。
まずは、女の子のまじめでこつこつと努力することができるという
最大の強みを活かしていくということが本書でよく触れられていました。
また、最初に陥りがちな
「計算が速い」=「算数ができる」ではないということが書かれてあったり
文章題に取り組むときには国語力は必要だということも書かれていました。
また女の子は、男の子より人目を気にするので
ノートなどの見た目を気にしがちですが
「きれいにかけばお母さんがほめてくれる」「汚いとしかられる」という風にならないように
「自分が理解するためにノートをとる」という方向性に持っていかなくてはいけないと書いてありました。
その他、文系の親がやりがちな
苦手であるがゆえに、「さっさと終わらせれば遊べるでしょう」ということ。
無意識に「算数は嫌なもの」というメッセージが伝わります。
また、とても参考になるので興味のある方は読んだほうが良いと思いますが
以下備忘録の為に残します。
・たくさんの問題を解くより、わかるまでやるをする
復習ノートが大事。自分が躓くポイントを把握する。
・もちろん勉強も大事だが、よくこの手の本で書かれていますが
外遊びや、さまざまな経験。おうちのお手伝いなど
生活や遊びの豊かな体験を通じて子供は伸びていくということ
・囲碁・パズル・将棋・など楽しみながら論理的思考が学べる
・「あなた算数苦手よね」「家の子は苦手だから」などと言うと
子供は聞いていて、洗脳、思うようになってしまう。
これは、他のことでも該当すると思いますが
こどもの可能性や範囲を親が決め付けてしまわないようにとは普段気をつけています。
気になる方には是非読んでみることをおすすめします。
またこちらも、ブログで紹介されていて購入してみたらよかった本です。
『あっちゃんあがつく たべものあいうえお』
ひらがなと濁音が1ページ1つで
かわいいイラストと一緒にリズミカルに出てくる本です。
物語ではないので、本当に覚えるためにという本ですが
うちのように、ひらがなは読めるようになったのですが
濁音になると止ってしまう子供には良いと思いました。
濁音が苦手なお子様に、おすすめです。
うちは、毎日寝る前に何ページが読んでいますが
簡単なものなので、娘が積極的に読んでいます。
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