『そして誰もゆとらなくなった』朝井 リョウ 読みました

『そして誰もゆとらなくなった』朝井 リョウ 読みました。
朝井 リョウさんの最新刊かと思い借りてみたら
なんと、エッセー3部作の3作目でした!
前回読んだのが、「正欲」でかなり変わった話で
すごい本だなと思ったので、エッセーの内容を
読み進めるうちにあの本を書いたのはこんな人だったのか!と驚きました。

『正欲』 朝井リョウ 読みました。
話は多くの人で綴られていきますがメインとなる登場人物がいます。桐生夏月佐々木佳道諸橋大也そして、子どもが不登校になってしまった父親寺井啓喜も印象に残りました。最初は、どんな話なんだろうとつかめませんでしたがだんだん...

よく書評で、声を出して笑ってしまうとありますが
確かに電車で読んでいて、笑いがこらえきれなくなったことがありました。
さすがに、声は出せませんでしたが、笑みがこぼれて
ニヤニヤしてしまいました。
それくらい、おもしろい章があります。

おなかが弱すぎるところ
なんか用意していなくてあれっと思われるより用意しすぎて空回ってしまうところ
しておくべきと言われていることをするのが自分で思ってなくても安心すると言う謎の感覚
それを「しておくべきこと」スタンプラリーといってしまうところ(ちゃんと客観視できているところ)
脂質異常症の話、柚木麻子さんと一緒にやる編集者への誕生日の話
など
おもしろい感性の持ち主!そして本当におもしろいエッセーでした。

小説ではないですが、おもしろいエッセーが読みたい方には
とてもおすすめです!
小説で読んでいないほかの作品を読んでみたいと思いました。

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