『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディ みかこ 読みました。

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディ みかこ 読みました。

イギリスに住んでいる著者の息子さんがそれまで通っていたカトリック系の小学校から
公立の中学生活を送ることになって人種問題や、友人関係に悩む姿から
グローバルな社会に触れることのできる本でした!
グローバル化、多様化というのはこういうことなのね!と実感できる本でした。

日本は、島国のため本当の人種問題に触れることはかなり稀というかないですが
イギリスで暮らしているとアジア人は中国人も韓国人も日本人もみんな一緒くたに見られて
侮辱される言葉を吐かれたり、人種に対するレイシズム発言を言う子がいたり
たくさんの国籍の子どもで育つ世界を垣間見させてもらいました。

そして、イギリスの中学生は学校で習う性教育ややLGBTQのことを学んでいる内容がかなりしっかりした内容で
日本の教育はどうなのかなあと思いました。

グローバル化といっても日本で暮らしているとその感覚は育たないなかで
イギリスの中学生は違うなあと思いました。
もし、ビジネスマンになってグローバルな仕事環境で働こうと思ったらあまりにも
育ち方が違うものだなとは思いました。

まさに読書の醍醐味。
自分の近くにない世界を知ることができる読書体験でした。

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