『誰にも何にも期待しない』長倉 顕太 読みました

著者の方は知りませんでしたが、有名な編集者でサイトもyoutubeも活発にされている方なんだなと
読後に知りました。

かなり、キャッチーなタイトルからわかるように
全体的に自分に取り入れられる考え方とそうではない部分が
ありましたが、心に残ったのは以下。

・最善の選択ではなく、選択を最善にする
という考え方。
何を選ぶかより「選んだあとの行動」が重要

・人生に期待しない
 かなりな表現とは思いますが
 人生に期待しなければ
 失敗もないという逆説的な考え方です。
 「他人によく見られたい」と思うから失敗を恐れることにつながるので
 期待しなければ失敗という概念自体が存在しなくなる
 ということです。

・自分の能力に期待しない
 自分を卑下するわけではなく、自分の現状を冷静に受け止め、そこから成長するための考え方
 自分を過大評価せず、客観視して現在地を把握することで進むべき道が見えてくるから
 例がわかりやすく、例えばゴールを決めるという目標設定があったとして東京だとしますが
 現在自分が大阪にいるのか、九州にいるのかによって進む方角は変わる。ゴールばかりを目指すのではなく
 現在地を知ることが大事。現在地を知るためには、世の中を知ること。自分の視野を広げること。

・目標はいらない
 今は変化が速く、何が起こるかわからない時代
 目標で生き方を固定してしまうより、目標を持たない方がいい。
 特定の目標に縛られないことで自分自身の本当の興味や情熱を探求する時間と心の余裕が生まれる
 ただ、3か月程度の短期的な目標は必要。

・子供にも親にも家族にも期待しない
 過度な期待や要求はしない
 こどももストレスから解放され自己探求ができる
 友達にも期待しない。まずは何よりも自分自身を大切にし、適度な距離を置いて他者と交流する

・会社に期待しない。
 会社や仕事内容よりも、重視すべきは「自分で稼ぐ力」を身に着けること
 そして誰と働くか

・コミュニケーションコストが低くて優秀な人がよい
 言わなくてもやってくれる。柔軟性とネットワーキング力でチャンスを引き寄せる

・社内評価に一喜一憂せず、社外評価を意識することで自分の市場価値を上げていく

・節約、お金をけちることで時間を食う行為はしない

・経験の購入に使ってこそお金に価値が生まれる
 幸福度と満足感を得られる。
 本当に本でよく読むことですが、お金はものより経験・体験に使うべきという思想です。
 本を書くような人のほとんどの人がいうことだなと思いますし、自分もかなり意識しています。
 お金に価値はないので、ひたすら貯めたり物を買うのではなく、体験にお金を使っていく。
 そこで初めてお金に意味が出てくる。あくまでも体験をするためのツール。
 そして時間は有限。
 お金を使うことをためらう時もありますが
 意識していかないとなと思います。

この本に、人生の中でも偶然の要素が与える影響が大きいとあります。
自分の中でも、たくさんの本がある中でたまたま手に取った本で
学びがあることは、その時の自分が必要としているタイミング・出会いだったのかなと思うこともあります。
今、ちょうど忙しく仕事の繁忙期で大変な気持ちになるときに
そもそも期待しない気持ちを持てば、何か起こっても比較的やり過ごせるので
このタイミングで読む本だったのかなと思いました。
タイトルが気になる方にはお勧めです。

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