『盤上の向日葵』柚月裕子 読みました

『盤上の向日葵』柚月裕子 読みました

初めて読む作家さんです。
なぜ読もうと思ったのかは分からないのですが、大体そういう時は
新聞広告などが多いかなと思います。

現在名うての棋士と殺人事件のつながりが
徐々に明らかになっていく話です。
また、犯人を追う警察官のコンビも魅力的な人物像でした。

最初は殺された人物も特定されていなく誰なんだろう?
どうつながるんだろうと思いながら読み進めていくのですが
徐々に殺された人物がわかりつながりが見えてきます。

上条は、育児放棄にあいつつも、良い人と出会い
将棋の腕を磨き成長していきます。
しかし、家庭の事情で将棋の道を一度はあきらめざるを得なくなり、
また違う道を進み社会人となり成功し、
そのまま進めば良い成功話で終わるところに
やはり将棋とのつながりが戻り、そしてある人物とあい
そして最後の自分の生い立ちのところも衝撃の話でした。

最後まで、どうなるんだろうと思い
かなり分厚い本ですがとてもおもしろくて一気に最後まで読みきりました。

他の作品も読んでみたい作家さんです。

 

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