『明日の子供たち』 有川浩 読みました。

『明日の子供たち』 有川浩 読みました。

本の備忘録だけではなく、遊びにいった話も書きたいのですが
12月には書けるか?追々、そっちも更新していきたいです。

『明日の子供たち』おもしろかったです。
有川浩さんの本って、登場人物がいい人っていうイメージが
残っていたのですが、まさにその通りっていう感じの本でした。

結構分厚いハードカバーでしたが
面白くて一気読みしてしまいました。

児童養護施設のこどもから手紙を受け取って
書き始めたという小説。
児童養護施設が舞台なので、ともすれば重くなりがちなテーマですが
若手施設職員を上手く使い重過ぎず、かといって軽すぎず
おそらく事実も含め、上手く書かれている本でした。

子供の気持ち、職員の気持ち、社会の中での取り扱われ方
自分には子供がいるので、私の場合はこどものお友達にいたとしたら
と思い途中で読むシーンもありました。

ときどき、ほろりとさせられたり、
とても心があったかくなる登場人物がいて
良い本でした。
本の中で読書のことにも触れていて
私も本が好きなので、そうだよなって思いながら読んでいました。

お勧めの本です。

 

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