『土漠の花』 月村了衛

『土漠の花』 月村了衛
を読みました。

ソマリアで民族紛争に巻き込まれた
自衛隊の隊員が過酷な状況の中
生還し元の隊に戻れるまでの
過程を描いた本でした。

ソマリアってまずどこだろうというくらい
アフリカは遠い世界の話ですが
今世の中、アフリカや中東で起こっている
さまざまな紛争の様子を知るきっかけになる
本でした。

以前映画、「ブラッドダイヤモンド」でもありましたが
資源のあるところに起こる紛争の悲惨な話でした。

こういう本を読むと、日本という国に産まれた事事態が
とても恵まれているなと感じることのできる本でした。

日常生活の中では、なかなか客観的に自分の立場や
状況を思うことができませんが、やはり読書は
視点を広げてくれたり、何か思わせてくれたりすることがあり
いいなと改めて思いました。

なかなか、時間がないですが
読めるときに読書は続けていきたいです。

 

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