『屍人荘の殺人』今村 昌弘 読みました。
2018年の読み納めです。
第27回鮎川哲也賞受賞作で、デビュー作でいろいろな賞を受賞していた作品です。
大学のミステリーサークルではなく、ミステリー愛好会(笑)に所属している
明智さんと葉村くんが、大学の映画研究部の夏合宿に加わったときに起こる奇怪な事件を
探偵少女、剣崎さんと一緒に探っていくというお話でした。
以下少しネタバレです。
なんと、日本のミステリー小説でゾンビが出てきます!まずそれと、設定にびっくり。
そしてゾンビは心がないので、人が死ぬ描写がグロイというか
ひどいというか、ちょっとそういうのが少し苦手なので先に進みたいけれども
惨殺されているシーンの描写を読むのがちょっときつかったなと思いました。
最後のほうで犯人は、狙っている人を考えるとどう考えても女性かなと思い始めましたが
それとは一方で、どのように殺したのかはわからなかったので
そこがとてもおもしろかったなと思いました。
最後に、犯人の殺害方法の告白シーンでも、
そうきたか~と思いました。
おもしろかったけれども、描写がちょっときつい
そんな印象を持ったミステリー小説でした。
そして、なんと続編が2月にすでに発売されるそうなのでそれも
楽しみにしたいなと思っています。
そして映画化もあるみたいで、また話題になりそうですね。
そして、今年もたくさんの本を読みました!
いろんな作品から楽しませてもらいました。
また来年も、たくさん本を読みたいと思います。
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