『ダークネス』桐野夏生 読みました
シリーズものと知らず読みはじめ、
読んだこともあるかもしれないですが
そのことを知らない自分も楽しめました。
エンタメ小説です。以下ネタバレです。
ミロさんという女性がすごく、ひっそりと子供と暮らしているので
何かあるだろうとは思いましたが
かなり大変な人生を送っているし
そもそも人を正当防衛とはいえ殺しているのでそれはそれなりに大変だろうとも。
ミロさんの子供ハルオが20歳、大きくなって
母親としての面が多く描かれていました。
特に、ジンホに会いたくても
20年もの間会わずにいたのは子供を守るため。
やっと出所でジンホに会えた時に、ジンホに
俺ではなく子供を選んだんだといわれていましたね。
それは、宿敵久恵からも以下のように言われていました。
「子供ってさ。親にとっては一番大事なものじゃないの?だから、あんたは大きな弱みを持ったってことだよね。
私ら、誰も子供がいないから強いのよ」
と。
本当に、確かにですね。
そして、ヤクザのひどさも描かれていて読んでいて暴力シーンが
痛いと思う感じでした。
本当に悪い人はいるのだろうから怖いです。
一般の人に悪いことはしないと思いたいですが、最近は物騒な事件も多いので。
ラストはそうなったかという展開で
ジンホが亡くなってしまったのは残念でした。
ミロは逃げおおせたので、また次の話がある
かとも思いましたが、シリーズ最終作ということでした。
面白くて一気に読みました。



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