新聞を読むということ 日経アジア賞を読んで

新聞を取っていて、先日の記事「日経アジア賞」の
ビンデシュワル・パタク 氏の記事がとても心に残りました。

新聞には、以下のようなことが書かれていますが

「赤いシャツを着た男の子に牛が突然、襲いかかった。
倒れた彼を救おうと、幾人もの人々が駆け寄ってくる。
だが、「その子は、「不可触民」の子だ!」

人垣の後ろから上がった非情な一声に、救いの手はみるみる遠のいた。
現場に残った25歳の青年は、友人と二人で男の子を抱きかかえ
病院をめざすも、たどり着く前にその子は事切れた。


この青年こそインドに水洗トイレを普及させたビンデシュワル・パタク氏だ。~

不可触民は、古代インドからある4階級の身分制度「ヴァルナ」のさらに
下層に位置づけられてきた人々の末裔だ。彼らは、自らの階層を「ダリット」と呼ぶが
英語では「アンタッチャブル」と呼ばれ、触れてはならないと差別されてきた。
夜明けと共に上位階層の家々を回って便所を掃除し、集めたふん尿を町や村のはずれに運んでは
廃棄する仕事に従事させられてきたからだ。
家々の清潔さと人々の健康を守る重要な役回りなのに蔑まれる矛盾。
「水洗トイレの普及が差別根絶の第一歩」だ
こう思い立ったパタク氏が70年に設立したのが「便利トイレ組織」を意味する
非政府組織(NGO)「スラブ・シャウチャラヤ・サンスタン」だ。

~続く」

こういう素晴らしい方の記事を読むと
今日も一日自分のできることで働き頑張ろうかなと思えます。

日経新聞の「私の履歴書」も面白いときは
とても励みになります。

新聞のよさというものを感じた記事でした。
新聞では、すぐ役に立つ記事より
こういった心に残る書き手の思いも伝わる記事を読むと
新聞読んでいてよかったなあと思います。

新聞は子供にも是非将来読んで欲しいですが
これは、単純に自分が好きで読み続けていることです。

新聞の記事から、情報を得るだけではなく
働くモチベーションを維持してもらえることも多々あり
生活に無くてはならないものです。

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