『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』 西原理恵子 読みました。

『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』 西原理恵子を
読みました。

西原さんは、雑誌やインタビュー記事などでよく見かけたことはありましたが
書著を呼んだのは初めてでした。

自分の娘が思春期となり、いよいよ巣立ちのとき。
そんなときまでに、自分の経験から
タイトルどおり『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』
がつづられています。

西原さんなので、勉強とか学歴とかに関したことではなく
生きていくための知恵みたいなものが書かれていました。

また自分が成功したのは、美大に入って絵の上手い人をたくさん見て
自分は、芸術がやりたいわけではない、何でも良いから絵を書いて
食べていくことと決めて「エロ本」にいったと。
「自分には才能がある」と思っている人たちが、絶対に行かないところにこそ
自分の座れれる席があると思ったといい、いつまでもイラストレーターになるんだと思っていたら今の自分はいなかったと書かれていました。

道はひとつじゃなく、人が見てくれて褒めてくれたことをしたり
自分が進むべき道を曲げるなど
世に出た方の言葉なのでそうだよなと思いました。

また、自分の経験から
旦那さんがアルコール依存症だったのに気がついたときには遅くて
大分、辛い目にあったところでは、
そういった状況にいる場合女の子に逃げてもいいと書いていました。

また、自分の息子と娘については
本当に愛情深いエピソードが満載で
TVとか、インタビューの発言ではかなり過激な印象でしたが
子供を思う気持ちは母なんだなあと思いました。

また、文中に企画でキャバレーのホステスさんになって働いたときのエピソードがあって
キャバレー王に
「あなたみたいな、子持ちの冴えない女が、一番頑張るんだよ」って言われたと書かれていました。家に帰れば、子供がいて、あの子達を食べさせなきゃいけないって思うから
泣き言なんていわずに頑張る。人に頭をさげるくらいなんだ。
プライドなんかでメシが食えるか。

そんなものをかなぐり捨てた先に、もっとほしいもの
守りたいものができたとき人はうんと強くなれるんだと思うとありました。

読んでいてエピソードがすごいなあと思いました。

そして、最後に、5つ覚えていて欲しいことが書かれてあって
その中でも、ダイヤモンドくれる男よりも一緒にリヤカーを引いてくれる男がいい。
自分の幸せを人任せにせず、自分も働くこと、稼げることが大事とあります。
王子様を待たず、自分で幸せを取りにいってくださいと
まとめていました。

うちも女のことを育てているので、スキルとか勉強以外に
こういうことも話していかないとなあととても心に残った本でした。

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