『友情』平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」 山中 伸弥 平尾 誠二・惠子 読みました。

『友情』平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」 山中 伸弥 平尾 誠二・惠子 読みました。

ラグビーで有名な選手が、ips研究でノーベル賞を受賞した山中先生と
雑誌の対談で出会い、がんの治療に一緒に闘った記録の本でした。

平尾さんと山中先生は40代を過ぎてから出会い一気に仲良くなったようですが
大人になってからの友情はなかなかないので貴重だったと山中先生、平尾さんの奥様は言っています。

見つかったときには既に厳しい状態の胆管細胞癌のだったようですが、
山中先生にご相談し今のこの状態にはこの治療が最適という
アドバイスをもらいながらの、治療は心強そうだなと思いました。
また、先日ノーベル賞を受賞した、京都大学本庶 佑先生のオプジーボも
試されていたようです。
がんになると、恐らくさまざまな情報がネットやたくさんの人からくるのではないかなと思いますが
平尾さんは山中先生を信じるとして、先生の治療方針で進めていったようです。
先生は最後に「治せなくてごめんなさい」と泣いたようですが
家族の方は、治療の選択に迷うことなく進められて感謝していることが書かれていました。

本は、山中先生、平尾さんの奥様の恵子さん、そして対談の様子の3部構成です。
奥様の箇所を読んでいるとやはり最後のシーンのところは泣けました。

がんの闘病についての記述も多いですが、
まさに2人の友情が書かれている本でした。

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