『万引き家族』を見ました。

GWが始まり、いつもより少し時間があるので
気になっていた映画「万引き家族」を見ることが出来ました。

こどものいる身としては、ついつい子どもの親が出てくると
その立場に感情移入してしまいます。

ネタバレも含まれます。
年金をもらう祖母を当てに、それ以外は
日雇いのような暮らし+万引きで生計を立てるという
なんとも経済的にはまずい家族。
しかし、明るく、暴力などもなく暮らしています。

ただ、是枝監督も「家族とは何かと考える話でもあり、父親になろうとする男の話でもあり、少年の成長物語でもあります。」と話しているように
この物語の話の変化の鍵は祥太(城桧吏)が握っていて、あれ?っと祥太(城桧吏)が思ったところから一気に話が結末に向かいます。

お菓子屋さんで万引きを妹にさせたときに、
「妹にはさせるなよ」と言った
柄本明のなんと存在感のあることよと思いました。
みんな、「ああ知っていたのか」と思ったと思います。

その後車上荒らしのときにも
違和感を感じていて、心も身体も一気に成長していくさまが描かれていました。

日雇い労働者の父・治(リリー・フランキー)と妻・信代(安藤サクラ)は
子どもを拾ってきたりして、こどもと暮らしていることで
一見、子どもを育てているようですが
子どもと暮らすことによって、大人(こちら側)が生かされている
という面をすごく感じるお話でした。

自分も、実際、子供を育てていますが、
子どもによって生かされている1日
子どもがいることによって今日も1日頑張れると思えることは
多いのでこどもってすごい存在と映画を見て改めて思いました。

映画でも、父・治(リリー・フランキー)と妻・信代(安藤サクラ)は
つかまったりこれから、どうなるかなと思うシーンですが
子どもたちは、逞しくて明るい未来もありそうと思えるラストでよかったです。

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