『ツバキ文具店』小川糸 読みました

『ツバキ文具店』小川糸 読みました。

2017年の本屋大賞4位の本です。
そして、読み終わって知りましたが既にドラマ化もNHKでされているようでした。

読んでいて本当に丁寧な暮らしという
感じの本で、素敵だなと思いました。

文具店なのですが、同時に代筆屋を営むぽっぽちゃんが主人公で
舞台は鎌倉。そこで、たくさんの方から代筆業を頼まれます。

絶縁状に、恋文など、手紙を書く際の
書く紙へのこだわり、筆記用具へのこだわりなどなど
深いこだわりにまさにプロの目利き!と思いながら楽しく読んでいました。

そして、自分の祖母とのわだかまりなども描かれていて最後まで
和解できなかったところがとても切ないけれども
物語だからといって、いつも上手くいくものではないから
こういうお別れがまた、本の中でリアルな感じもして良いなと思いました。

この本を読むと、手紙を書きたくなり
文字を丁寧に書きたいなあ、と思います。

そして、小川糸さんの最近読んでいなかった他の本も読んでみたくなりました。
とても素敵な本なのでお勧めです。

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