『カケラ』湊かなえ 読みました。

『カケラ』湊かなえ 読みました。
こちらも、美容整形外科が出てくる話でした。
小説を読んでいると、そのときのブームみたいなものを感じる時がありますが
(以前よく認知症になる人が出てきました)
今は、美容皮膚科や美容外科の女性医師なのでしょうか。
ちょうど、この前も他の本で読んだ後でした。

『私は女になりたい』窪美澄 読みました
『私は女になりたい』窪美澄を読みました。この本は、女性の美容皮膚科医の話だったので女性誌連載話なのかなと思いましたが「小説現代」でした。ただ、なんとなく読み始めて、読みやすいなあと思うと連載ものだったりすることが多いです。話...

お話は、女性の美容外科医師がクリニックに訪れた女の子の死因を調べていくと、
それぞれの登場人物がつながっていて、エピソードをまとめると
思わぬ結果だったと言う話です。
見た目、太っているか否か等コンプレックスを抱えている人の告白話でした。

その話の中に、最近の子どもの特徴みたいなことがあってそれが興味深かったです。
「アピールはしない、人と比べないで欲しい、だけど、個性に気づいて欲しい」どうすればいいんだって話。
それが結局、わかりやすい見た目至上主義になっているかもという教師の話です。

この本を読んで感じたのは、反面教師として偏った考え方にならないようになあと思いました。
大人になって職場や周りを見渡せば、
中身が大事といって仮に勉強だけできても、
コミュニケーション能力が微妙な人は職場で好かれないし、
見た目に全くかまわない人を素敵だと思わないし、
見た目至上主義の職種の人であっても、結局知性の無い人は、
周りに気がつかれて続かないのではないのかなと思うと
やはりバランスが大事とこの本を読んで思いました。

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