『さよなら、ニルヴァーナ』 窪美澄

『さよなら、ニルヴァーナ』 窪美澄
を読みました。

久しぶりに、読書記録です。

予備知識なく読み始めたら、神戸連続児童殺傷事件をモチーフにした小説で
かなり衝撃的な内容でした。

窪美澄さんも、好きな作家さんなのですが
挑戦したなあと思うテーマでした。

殺された母親、殺した少年A、第三者的立場(最後は小説に書く)の女性、
少年Aに恋焦がれる少女といういろんな立場からの視点で描かれています。

私は、娘もいるので母親としての立場で読むところも大きく
同じ母親の立場で読んでいると辛いところもありましたが
先が気になり最後は一気に読みきりました。

読んでいて楽しい本ではないですが
衝撃的で考えさせられる本でした。

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