『この世の春』上・下 宮部みゆき

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『この世の春』上・下 宮部みゆき
読みました。

時代物は少し話の中身に入るまで時間がかかるのですが
この本も話の本筋へ入る導入部分が長く、前半は読むのが大変でしたが
読了してみると面白い本でした。

宮部美幸さんの時代物は史実を基にしていないので
完全オリジナルストーリーです。

以下はネタバレ含みます。

ある藩の藩主が押込にあい隠居させられます。
その藩主の苦しんでいるものは何だったのか?という話で
幼い頃にされた内容がきっかけで人格が分かれてしまい
さらにそのされた人が親、しかし親もある術をかけられていた~と
かなり複雑でひとつひとつ謎を解いていく過程が読んでいて楽しかったです。

また、お話の中でラブストーリーも少しあり
そこも読んでいて楽しかったです。

上下巻物を読んだのは久しぶりかなと。
やはり、読み応えはありますね。

この本の巻頭に宮部みゆきさんの作家生活30年を語る
インタビューも乗っていて、かなり有名な「火車」を私は
読んでいない!と思いこの次ぜひ読みたい!と思いました。

かなり年明けから憂鬱だった「確定申告」の提出書類の完成が近づいてきて、
これが終わればかなり肩の荷が下りると思っているので
そしたら、またブログも書けるかなあと思っています。
いろいろと書きたいこともたまっているので楽しみです。

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