『8050』林 真理子 読みました。

中学生の頃から引きこもっている息子も既に20歳。
その息子について姉がどうにかして欲しいというところから
親も今と思い引きこもっていた息子と向き合う話でした。
ネタバレになってしまうのですが、
たまにニュースになる、80歳くらいの親に50歳くらいの子どもが
親の年金にパラサイトしている話ではなく
そうなる前に何とかしなくては!と立ち向かった親子の話です。

読んでいて、自分にも子供がいるので(娘ですが)
親の立場でかなり感情移入しました。
子どもが学校で何かあったら、親には1番知られたくない
いいたくない気持ちも分かるけれども、でももし学校に行きたくないと言われたら
やはり理由は教えて欲しい。
それがきっと難しいんだろうなあと思いながら読んでいました。

改めて、自分が子どもの頃には親に言えないことをお姉ちゃんに話すことはあったけれども
娘は一人っ子でいないので、こどもが困ったときだけでなく、いつもなんでも話せる関係性を作っておく
自分の弱いところも見せたり、そういうことも普通だと言うことも話していこうと思いました。
私は、仕事が大変なときとかよく愚痴っているのでそれは聞いていると思いますが。

林真理子さんの著作ではエンタメ的にとても華やかな話も多く
今回も医者の家というまたちょっといい家ではありましたが
内容がとても現実的でおもしろくて、続きが気になり一気読みしました。
とても興味深い内容の本でした。

著者インタビュー

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