『闇の子供たち』
を見ました。
舞台はタイで臓器売買と児童買春というテーマの
社会派作品です。
江口洋介
宮崎あおい
妻夫木聡
と、名だたる俳優が出演しています。
新聞記者の南部浩行は、
ある臓器売買の事実を
追っているうちに、その売買では
生きた子供が殺されるという衝撃の
事実を突き止めます。
そして、その事実を記事にするために
危ない目にあっても果敢に
その仕事をやろうという強い意志の元
フリーカメラマンも巻き込んで
事実の真相を追いかけます。
そこでタイのボランティア団体に
協力をお願いしにいったところでNGO職員の音羽恵子
と出会います。
この女性が正論ばかり振りかざすかなり、
イラッとくる女性で
そう思わせる宮崎あおいちゃんの演技もうまいけれども
いるよなーというくらい真面目すぎて
融通が利かない女性が登場してきます。
でも、この映画の中で彼女の存在意義は
ちょっとわかりづらいとも感じました。
NGOで、参加といっても結局は自分探しの一環
という人に向けて警告なのか、甘くないという
メッセージなのかもしれませんが。
ラストの展開が
とにかく意外でした。
南部という人がそういう人に
見えなかっただけに見ているこちらが
ショックになりました。
とにかく、見終わった後に
どーーと心に重くくる作品です。
でも、見ごたえはありです。

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