![]() 【楽天ブックスならいつでも送料無料】笹の舟で海をわたる [ 角田光代 ] |
『笹の舟で海をわたる』 角田光代 読みました。
年度末で忙しい中、やっと3連休。
どこかに娘と遊びに行きたいと思っていましたが
娘が熱を出してしまったので、3日間たぶんお家で過ごすことになりそうです。
それならばと、読もうと思っていた小説を読みました。
内容は、戦中、戦後と生きてきた女性の話です。
疎開先では辛い経験をして、それをすっかり忘れていた頃に
その疎開先で一緒だった女性と出会ってからその女性の
人生には常に彼女が登場することになりいろんな感情が
入りながらも時を過ごしていく様子が描かれています。
角田光代さんの小説に出てくる女性同士というのは
なんともうまい書かれ方をしているなあと改めて思うほど
登場人物がいいです。
また、母親と相性のよくない娘が出てきて
自分も娘が入るので複雑な気持ちで読んだり
小説ではよく家族だからといって
相性が全て言い訳ではないという話も出てくるし
現実にもあるんだろうなと思いながら読んでいましたが
将来娘とは自分と母のように旅行に行ったり
ランチしたりしたいし
実際自分の身には起こりたくない出来事だなあ
と思いながら読んでいました。
この連休中には仕事で必要な書籍も読んだり
また別の小説も読み始めたいなあと思っています。
出かけられない3連休も
疲れているしたまにはいいかなと思って
過ごしています。
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