コロナの2年間に子供時代を過ごした少女2人が
コロナの頃と大人になった今のお話でした。
コロナ過でまったく違う生活を送った2人の少女
冴ちゃんと江崎さんが大人になって出会い
仲良くなる過程がよかったです。
冴ちゃんのお母さんの明るさと愛情がとてもよかったのですが
冴ちゃんがそのお母さんのことで学校で仲間はずれのような扱いを受けているところは
現実あるのかもしれないけれども、読んでいてつらいなと思いました。
思春期ならでは中学生ってとても大変な時期だなと思います。
冴ちゃんは学校でうまくいっていないことを母親には伝えず
仲のよい友人にも気がついてもらいたくなく
それがばれてしまったときの恥ずかしさはとてもわかりました。
自分は母親の立場目線で読んでしまうこともあり、
子供って家族には言いたくないこと、
特に自分の親のことを言われているといえないだろうし、
そうならないように自分自身は気をつけたいけれども
思春期の大変な生活が描かれていました。
一方江崎さんは不登校になってしまったコロナ過
きっかけが本当に些細なことのようにみえて本人には重大なところも
思春期ならではと思いました。
どちらの主人公にも、信頼できる友人や周りの大人がいてそれがとても
よかったです。
読んだ後、娘にも人生で大変な思春期が
来るだろうけれども
いろんな話をしたり
愛情を伝え続けようと思いました。
気になっているもの、購入して気に入ってるものや愛用品など載せてます
コメント