短編かと思っていたら、オムニバス形式でそれぞれの登場人物の話が1つの話となっている
内容でした。
脚本家、女優としている方ならではの構成なのかなとも思いましたが、
とても女性の気持ちがうまく書かれている本でした。
早紀ちゃんと友之が物語の主軸でありながら
親戚の話や、結婚にいたるまでの過程の話など
読み進めていくごとに内容、真実が明らかになっていって
読んでいくのが楽しかったです。
テレビドラマになりそうなお話でした。
早紀はキャスティングされるとしたら誰が合うかなあと思いました。
この本のタイトルどおり、残りものではなくても
人にはいろんな過去があるという話でおもしろかったです。
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