
『死にがいを求めて生きているの』朝井 リョウ 読みました。
知らずに読み進めましたが、
螺旋プロジェクトなるものの
「海族」「山族」の物語のシリーズの1冊だったようです。
なぜ、気の合わないもの同士が一緒にいるのか?と思いましたが
最後のほうで理由が分かります。
智也と雄介について、智也も智也で自分の都合も兼ねて
ずっと一緒にいるのも不可思議でおかしいと思いましがが
雄介は本当に不気味というか、自分のやりたいことではなく
人からどう思われるかの判断基準で突き進むところがちょっとやばい思考回路
だなと思って読みました。
タイトルは
生きがいを求めて人は生きるところがあると思いますが
あえて
逆をつけているのかなと思いました。
雄介の他社からの評価を幸せの判断基準としたりする思考では
幸せになれないということを反面教師として感じる本でした。
コメント