『怒り』吉田修一 読みました

『怒り』吉田修一 読みました


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吉田修一さんの本は好きでよく読んでいます。
そして、映画監督 李 相日監督の「悪人」が好きだったので
ぜひ、本を読んでから映画を観たいと思っていました。

映画の宣伝や、いろいろ興味を持ってみていたせいか
読んでいるときに登場人物について俳優の顔が浮かんできてしまいましたが
それはもうしょうがないですかね。

犯人は終盤になって大体予想がつき始めるのですが
それまでわからなくて一気に気になって読みました。

映画どおり、3パターンの登場人物がいて
それぞれ犯人らしい人間を自分は信じられるのかとか試されるわけですが
相手の素性が分からない場合、そして話してくれない場合
疑ってしまうのはしょうがないよなあと思ったりしました。

また、いきなり沖縄の米兵の問題とかも出てきてびっくり。
社会問題に切り込んだなあと思いました。

吉田修一さんの本は好きでこの作品も読みたかったのですが
読む前の前情報が多すぎて新鮮味が少なく読後感の自分に残る感じも
他の作品より少なかったのは残念でした。
やはり、前情報無く読む小説のほうがおもしろいかなあと。

最近は「コンビニ人間」が本当におもしろかった!
手元に本がないと寂しく、毎日新聞読んでいるのですが
新聞も読み終わると寂しく。本当によむことが好きなんだなあと思います。

娘は、とにかく親(特に私)がよく読む姿を見ているので
同じように本好きになってくれればいいなあと思っています。

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