『微笑み迷子』 新堂冬樹 読みました。

『微笑み迷子』 新堂冬樹 読みました。
この本で初めて「ダークエンパス」という言葉を知りました。
「サイコパス」より、わかりにくく、周りにいて自分が標的にされると
ちょっと怖い感じでしょうか。
主人公の三枝流星は、ダークエンパスで
自分の世界がないから、人が作った世界によって評価を得たいという気持ちで
様々な人をターゲットに進んでいきます。
編集者として、周りの人を顧みず
自分の目的のためだけに、人を欺いたり
心にもないことを話したり前半はそういう部分が多かったので読んでいて
かなりつらい気持ちになり、読み進めるのに苦労しました。
読んでいて気持ちが悪くなりすぎて、もう読み進めるのを終わらせようかとも
思いましたが、もう少しだけ読もうと読んでいたら
少し展開が変わってきて読み進めることができました。
ネタバレですが、後半になって流星の人が変わり
ダークエンパスであることは変わらないけれども
自分の子供を得たことで人間らしくなっていきます。
ただ、自分の子供にもその血筋が受け継がれており
そのシーンを読んでいるとまたどうなるのかと思いました。
結果的に、少しずつ良くなるのですが、
最後にそうはいかないというオチがありましたね。
ずっと一緒にいる女性凛もダークエンパスで
同じように人間らしくなっていたと思ったら…という展開でした。



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