『右岸』 辻仁成



右岸読みました。
辻仁成さんと、江国香織さんの
以前にあった「冷静と情熱の間」と同じ
コラボレーション小説です。
ストーリは、こちらは男版。
祖父江九さんの話でした。
超能力を持ってしまった
九が生きていくうえで
いろんな人と出会っていく話が
描かれています。
その中で、最後まで心の恋人であった
茉莉ちゃんを、きっと江国さんが
書いているのだろうなと思います。
まだ、そちらを読んでいないですが、
早く読みたいなと思っています。
主人公の九は、生まれてから
サーカス団の一員になったり、
パリに行ったり、
記憶がなくなって、屋上で暮らして
神みたいに思われたり
そして、たくさんに人の
死に幼いうちから出会っていました。
超能力を持った人が
主人公で、本当にこういう人がいるのか?
と思ってしまいましたが
お話としては興味深く読んでいました。
途中で、パリが出てくるところでは
今暮らしている場所ということもあってか
なんかリアルな内容だったように思います。
本のジャケット写真も素敵だなと思いました。


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