『勝手にふるえてろ』 綿矢りさ


『勝手にふるえてろ』 綿矢りさ
を読みました。
綿矢りささんの本は久しぶりです。
主人公の女の子は、相当な思い込みの激しい女の子です。
でもこういう気持ち分かるって思う主人公でした。
中学生のころに好きになった人へ、他の人は普通に話したりするのに、
自分からアプローチしなかったり、
それは逆に自分を目立たせるためとか思っていて
若いころってそういうことあったよなあって読みながら
懐かしく思っていました。
そして、そんな女の子を好きだと現れる男性が出てきて
素直というか、正直というか、全くタイプの違う人で
江藤良香ちゃんとは全然性格が合いそうもなくて
この先どうなるのかなあって思う人でした。
その片思いの彼とは、その後大人になってから
出会ったとき、最初は彼も自分のことを特別に思っている
と思い込んでいたのですが、実際は名前も覚えていないくらい
記憶にないという結果で長かった片思いは終ったのでした。
最後に、女友達の嫉妬というかちょっとした意地悪にあったり
近くにいる本当は大事にしなくてはいけなかった
自分を好きでいてくれた人と一騒動あったりして
最終的には、上記の彼と落ち着くことになります。
ラストは片思いの決着もついて
次に進めたのですがこの本はそこまでの
過程を読むのが楽しくて、
女子ならわかる~って思うところのある
小説だったと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございます。


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