『デジタルマーケティングの定石』垣内 勇威 読みました

『デジタルマーケティングの定石』垣内 勇威 読みました。

著者は、こちらの方、東京大学卒、ビービット(UXで有名な会社)、株式会社WACUL入社→社長という経歴の方です

業務上デジタルマーケティングの知識が必要となり評判の本を読みました。
直近でデジタルマーケティングの本を読んでいますが、今後マーケティングの本も読んでいこうと思っています。
業務内容に近くてとても勉強になった本でした

webサイト改善に当たり、本で参考になったこともありますが
以下の記事も大変参考になりました。

webサイトの改善は、トップページと3ページ、10ページくらいを直せば十分
あとは、ヘッダー・フッターを直せばよい。だそうです。
確かに、どこまで手を広げるかは毎回課題となり、その確認に時間がかかるので
その考えはとてもよいと思いました

Webサイト改善のような仕事において、僕は細かすぎるPDCAなんて回さなくていいと思っています。Webサイト改善の領域では、ある程度正解に近いアクションは確立されています。そこに取り組んだ後も細かすぎるPDCAを回すのは、「仕事のための仕事」という気がしてならないんです。

ビジネスフローを丸ごと変えるような、大きなPDCAならば回してもいいと思います。デザインを細かく変更するなどのタスクは、「やらない」という意思決定が重要です。

定石とは そもそも~デジタルにできることできないこと

・コンサルをしていて、いつも同じ提案をしているなということがあり、定石があると気が付いた筆者が再現性のあるパターンを書籍化
・本当に成果のでる施策は、企業規模や業種による差がほとんどない
・ユーザーの行動観察が欠かせない

車輪の再発明になっていないかを考える

・「車輪の再発明」とは、確立された技術や解決法を知らずに、再び一から作ってしまうことを意味し世界中で使われている慣用句
・デジタルの限界を知る「人間のようなおもてなしはできない」「ユーザーが目の前にいない」
・ジョブローテーションが専門性を奪う+人材の流動化 デジタル担当者が弱い 専門家不在で「デジタル特性」を理解していない
他部署の圧力とバズワード流行で本来の進めるべき方針からずれて、誤った方針(車輪の再発明)になってしまうことがあること

デジタルは万能でない

・デジタルは既存ビジネスの機能を代替(だいたい)する手段の1つ
・検索経由でwebサイトの訪れてから離脱するまでの平均滞在時間はほとんどが1分未満
・ユーザーに新しい気づきを与えることが極めて困難
・デジタルブランディングは勘違い
・行動履歴は見えても「理由」はわからない
・最も有効な理解は今もなお「アンケート」
・定期的な「アンケート」と「行動観察」が有効→アンケートで回答してくれたユーザーの中からターゲットに近い人を選んで行動観察する
・データは集める前に、まず何に使うのかを考える(活用イメージのない大量データは何にも使えない雑音にしかならない)

デジタルはコストカットで真価を発揮

・TVCMよりも爆発力(リーチ力)は弱く、人間の営業担当よりも説得力(購入率)は弱いが、中間的なスペックでリーチ数と購入率を両方とも有する
・デジタルでセットすること=顧客主導に切り替える必要がある→このことをUIデザイン UXデザインと呼ぶ
 UXデザイナーになりたいなら、営業職であり、対面で物を売ったことのない人がそれよりもはるかに難しいデジタル上で物を売るという職業に着けるわけがない。
・フローの効果とストックの効果
 フローとはやり続けなければ集客が止まってしまうもの
 ストックの効果 一度作れば半永久的に集客できるもの
・webページは一度作ってしまえば、なくならないのでこれがストック
・本来意思決定を迷うレベルの施策でなければ、過剰にリサーチする必要がない。データを見るという何の売り上げも作らない無駄な仕事を増やしコストを増大させる風潮は否定しなければならない。
・データを見てもよいのは、仮設の正しさを確認するとき、ユーザー数が多い領域を変更するとき、大きな変化があった時くらい

デジタルはなぜ無駄な仕事が多いのか

・局所最適化・重箱の隅をつつく細かい仕事・ユーザー不在で自己満足を追求する仕事
・定期的に振り返りの機会を設けて、効果のない仕事はやめるか手を抜くかの意思決定する
・全世界に公開している 完璧を目指すのではなく適切に手を抜いて管理する
・閲覧しているユーザーの数の多さと、そのページの持つ責任の重さから対応優先度を決める
・ABテストはユーザー数が非常に多く決着がすぐにつく領域か、わずかな変更でもクレームや損害につながる影響力の大きい変更かの2つのケースでのみ利用する
・seoの本質は、検索したユーザーが求める情報を提供すること

顧客が買うまでの流れを知らないマーケターは失格

・1回のアンケートと5名の行動観察ですべてがわかる
・商品を買ってくれた人を対象にアンケートを取ります。
 初めて知ったのはいつどこで
 初回購入の参考にした情報はなにどこで
 初回購入はいつどこでなぜ
 継続リピート前の参考にした情報はなにどこで
 継続リピートはどこでなぜどの頻度で
 ①認知②初回購入の検討③初夏購入の十石④継続リピートの検討⑤継続リピートの実行

デジタルだけでニーズの火は起こせない
ゴール直行のサイトを作る

とても、勉強になる本でした。
webマーケティングの担当者はぜひ読んだ方がいいと思う本ですし、
クライアントにも読んでもらいたいと思う本でした。

 

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