『こうふくみどりの』 西加奈子
を読みました。
『こうふくあかの』と同じ装丁の色違い本です。
こちらは緑ちゃんという中学生の女の子が主人公です。
おばあちゃん、お母さん、従兄弟と女性だけで住んでいます。
みどりちゃんの家は、おばあちゃんの懐の深さに
人が集まる家で、誰かが悩み相談をしたりといった
お家でした。
そして、こちらの本も間にプロレスの話が入ってくるのですが
こっちはそんなにプロレス度合いがきつくなく読みやすかったです。
登場人物が何人かいて、みどりのと少し違うなと思いました。
緑ちゃんは、恋をしたり、その恋に失恋したり、
大好きなおばあちゃんの死を迎えて成長したり
この本の中でいろんな経験をします。
間のお話も「みどりの」より分かりやすくて
展開が気になって読み進められました。
こちらも最後にそういうことかという風に
つながっていました。おばあちゃんの過去にびっくり!
こちらも構成が変わっていて、そしてちょっと独特の
お話でした。
もう少し西加奈子さんの本を呼んでみたいと思いました。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
★ランキングに参加しています♪

コメント