『ありか』瀬尾まいこ 読みました
メインは毒親と娘の話です。
+、LGBTQ、同性愛者の話。
ルッキズムの話が少しでした。
以下ネタバレ含みます。
娘は、母親に
「子供ができたら親の恩が痛いほどわかる」
「どれだけのことをしてもらったか、親になって知るんだよ」
といわれて育っていましたが、自分が娘をもって自分の娘は愛すべき存在であっても決して負担ではないこと、
もしかして自分は母親に愛されてなかったのではないかということに気が付いていきます。
娘は母親からずっとそう言われて育ってきて
「ネグレスト」されたわけではない
「暴力をふるわれたわけではない」と母親を正当化し
自分が愛されていなかったのではないかということは到底受け入れられません。
ただ、彼女の近い義理の弟、お友達に
その母親はおかしいといわれてだんだん認めたくなかったその事実に向き合わざるを得ませんでした。
そして、今自分にはひかりという何にも代えがたい存在
愛すべき存在ができてより自分の子供時代を振り返ると
わかってきてしまいました。
母と娘、毒親問題は
家族だからといって人と人、
気が合わない場合もあると思いますが
一番近くの存在で、そしてなかなか断ち切れない関係性でそうなると
悲しいなと読んでいて思いました。
そして、母である美空と娘ひかりのシーンは
自分の娘の小さい時を思い出し、
同じように愛しいしかない存在で懐かしく読んでいました。
家族の話で、あっという間にすらすらと読めました。
また新刊が出たら読みたいです。



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